2008年08月26日

「プロローグ」 【PPのフィリピーナとフィリピン旅行記】



「ったくよぉ、こんなクソ暑い中で仕事すんのもイヤになるよな。 そう思わないか?」
 タクシーの運転手仲間の岡崎浩司が言う。
「全くだよ。 売上も上がらないし、今日は納金してさっさと帰ろう」
10歳年上の運転手、高山直道がそれに同意した。

「じゃ、暑気払いってことで飲みに行かない? 2時間で5000円なんだけど」
「ん? 暑気払いって何ですか?」
たまたま会社の近くにあるガス・スタンドに行き
会社の駐車場に戻ってそのやり取りを聞いていた南野恭兵が質問する。

「あぁ、暑いから飲みに行って暑さを吹き飛ばそうってことだよ。
そうだ、南野は酒を飲まなかったんだよな」
「へぇ・・・ そうです。酒はあまり飲まないですよ。
でも、飲み屋さんの雰囲気は好きですね」

「じゃぁ、運転は南野に任せて堂々と車で行けるな。
じゃ、みんなで上がっちまおうぜ」
岡崎はそう言うと、料金メーターのボタンを操作して
表示されている1日の売上金額を日報に記入し始めた。

「じゃ、車を洗ってきますよ」
南野が営業車に乗り込んで近くにあるガソリンスタンドに移動し
ワックス洗車の室内清掃つきの作業を頼み、その作業をしている間に
スタンドのサービスルームで日報の記入と売上計算を始めた。

 午前中に長距離の客を乗せたこともあって
いつもの売上金額よりも多いことに満足して
作業が終わった営業車に乗り込んで会社に戻り
自分のホンダのインテグラと営業車を入れ替えて事務所に移動すると
納金袋を所定のポストの中に入れ、すぐに駐車場に戻る。

 終業作業を終えた岡崎と高山を乗せて
とある大きな工場の城下街の駅から歩いて3分のところにある
フィリピンパブ「ステージ・ドア」へ足を踏み入れたのは熱帯夜が続く
午前2時のことであった。


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「はじめてのフィリピンパブ」   【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】



 「イラッシャイマセー!」
「東京入国管理局密着24時!」とタイトルが付けられた
不法滞在の東南アジア女性を一斉摘発する特別TV番組で
入管職員が踏み込んだ時に客と勘違いをして
挨拶をするあのアクセントの声が聞こえる。

 「なんかヤバイところに来たのかな?」
と思いながらシートへと案内をされる。
南野は日本人女性が接客している
スナックやパブには行ったことはあるのだが
いわゆるフィリピンパブと呼ばれる所に足を踏み入れたのは
この時が始めてであった。

 「クヤ〜(お兄さん) ヒサシブリナァ〜!」
ステージ・ドアの常連になっている岡崎に声をかけながら
4人のフィリピン人ホステスがボックスシートにやって来た。

「コンバンワー ネリーデス ハジメマシテェー」
と1人のフィリピーナが握手をしながら挨拶をする。
少しヘンなアクセントの日本語ではあるが
なかなか可愛らしい感じがする。

 南野は方言で喋る女の子であっても愛らしく思う。
入院していた頃、青森県出身の女性看護士が
方言丸出しで喋っていたのを他の入院患者は囃し立てていたが
南野は素直に「そういうのって可愛いじゃんねぇ?」とかばったことがある。
ま、他の入院患者でも、そう思っていた者もいたとは思うのだが・・・

 フィリピーナと話をするのは、これが初めてではない。
知人が興したばかりの警備会社で
南野が事務と現場の仕事をしていた頃。
2人のフィリピン人女性が交通誘導員として
採用されたことがあり、日本人よりマジメに
そして楽しそうに仕事をしている姿に感心していたこともあった。

 「名前ハ ナンデスカ? ドコ スンデマスカ? オシゴト ナンデスカ?」
かなり日本語が上手い。それらの質問に答える・・・
それから先に出る言葉が無い。 話題が無さ過ぎるのである。

「何か共通の話題を・・・」
とは考えるのだが、なかなか見つけることが出来ない。
「オトナシイナー ゲンキ ナイカ?」
そんなことまで言われる始末。

 「いや、そんなことはないよ。なんかね。
キレイな女の子がいると緊張しちゃってねぇ・・・」
すると、すぐさま「オセジ ウマイナ〜」との反応が返ってくる。
まぁ、確かにお世辞ではあるのだが・・・

 映画のことが頭に浮かんだ。となりに座っているネリーと
フィリピンでも上映しているであろう
ハリウッド映画の話題で間を繋いでいると
フィリピーナがある一定間隔で交代し
その度に挨拶と自己紹介が繰り返される。

 ダーマと名乗ったフィリピーナが座った。
スペイン系の混血であるメスティーサのフィリピーナだ。
それまではいわゆるカユマンギと称される
フィリピンの現地系の女の子が南野のところに回って来ていたのである。

 「この子・・・ かわいいなぁ」
と後で思い出したのだが、某アイドルのバックダンサーとして踊っていた
2人組の一人に似ていた。

 烏龍茶を飲みながら前に着いていた娘とそんなに大差ない話や
カラオケを歌いながら時間を過ごしているうちに閉店時間を迎えた。
会計を済ませて店を出てインテグラを駐車している場所に向かう。


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2008年08月27日

「アフターってこんな感じなの?」  【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】



 「なぁ、これから千葉に行くぞ」
岡崎が言葉を発した。時刻を確認すると、午前4:00を少し過ぎている。
「ん? このまままっすぐ帰るんじゃないの?」
南野はインテグラのドアロックを解除しながら尋ねる。

「あのさぁ、これじゃぁ物足りないだろ?
だから店の女の子達と一緒にディスコに行くことにしたからさ」
インテグラの助手席の背凭れを倒し、先に後部座席に乗り込んだ高山が言う。
「ふ〜ん」と言うリアクションをとりながら
ドライバーズシートに座ってエンジンをかけ
車で15分程走ったところにある繁華街へと移動することにした。

 繁華街へと続く片側2車線のほぼ直線道路を
制限速度の倍のスピードで走り、10分もかからないで繁華街に到着すると
岡崎の案内で「レッド・シューズ」と言う名前の店に着いた。

 その店の印象は
「普通のパブと変わらないじゃん。んで、どこがディスコなの?」と言うものであった。
店の中へと入っていくと、フィリピーノが接客をする
ホストクラブと言うような雰囲気である。

 「へぇ・・・ タクシーで良くここまでフィリピン人の客を乗せて来るけど
こんな感じになっていたのかぁ・・・」
そんなことを考えながらボックスシートのソファーに腰を落とす。

 ダーマ、そして16年間日本に滞在をしているマリー
ダーマと同じく日本に3年滞在していると言う
エイミーが南野達のいるボックスへとやって来た。

 「また、この女の子達と遊べるんだ・・・」
と思いながらグラスに注がれたコークを飲む。
ボックスシートには1人のフィリピン人ホストがやって来て
岡崎や高山達の酒を作っている姿に
妙な違和感を覚えながら、ダーマと話をしていた。

 「コレカラ ショータイム アル。 イカウ(君)モイッショ。 オイデ」
とホストの男は南野の手を引っ張ってステージへ行くと
そこでは2本の竹を使ってバンブーダンスが行われている。

 音楽に合わせて2本の竹をくっつけたり離したりしている時に
2本の竹の中に足を入れたり離したりしながら踊るダンスである。
「そう言えば、小学生の頃に遊んだことがあるな」
そう考えながら下手くそなダンスを終えてテーブルに戻ってくる。


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「アフターを楽しんでいるのにおじゃま虫」  【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】



すると・・・
 「イカウ(あなた)ナンデ ココニイル?!」
ふと見ると、そこにはステージドアで最初に南野の隣に着いた
現地系のフィリピーナ(フィリピン人女性)のネリーの姿があった。

店にいた他の客に連れて来て貰っている様子だ。
「ウソツキナ!! イエニ カエル イッタデショ!!」
ネリーは不満そうな表情をしながら南野に詰め寄る。
「ん? 俺は家に帰るつもりだったんだけどねぇ」
苦笑しながら赤いLARKのロングボックスを取り出して
ジッポーのオイルライターで火を点けようとするが
フィリピーノ(フィリピン人男性)のホストが店のロゴが入った
使い捨てライターで火を点ける。

 ネリーと一緒に店に入った男がトイレへ行くために
席を離れたのをきっかけにして
ネリーが南野達のいるシートに来てしまった。
「お前、何やってんだよ。あのお客と一緒に来たんだろ?」
呆れた表情をしながらネリーに言い放ったが
「ダイジョウブ。 モンダイナイデショ?」
とあっさりと答えたネリーは、1人でニコニコしながら南野の横に座っている。

「あのなぁ。俺達はお前の分の料金は払わないからな」
呆れ顔で岡崎がネリーに言うが、そんなことは一向に構わないと言った様子で
ネリーを連れて来た客がトイレから自分のシートに戻って来たが
ネリーが自分のシートに居らず、他の客のシートに居ることに気がつくと
怒りの表情をあらわにして店を出て行ってしまう。

「もし、仮に自分がそんなことをされたら同じことをするだろうな」
と呆れながら沈んだ雰囲気のシートを眺めていた。
 ディスコらしくダンスミュージックが店内に流れ、客がステージへと移動する。
南野もダーマと一緒にフロアへと移動した。

不満そうな表情でステップを踏んでいるダーマと対面すると
 「俺だって楽しくない。
それに彼女は俺が呼んだ訳じゃないし、興味もないんだ」
と声をかけた。

「ホント?」と仏頂面から少し笑顔になったダーマに
「俺はダーマと一緒の方が楽しいから」
大きなボリュームで流れている音楽でかき消されないように
ダーマの耳元へ口を近づけて話をしていると
曲が変わりチークタイムになる。
何年ぶりだろうか・・・ スローナンバーでのチークダンスは・・・

 「楽しかったね。また、行こう」
会計を済ませたレッド・シューズを出てからダーマに声をかけて
インテグラを駐車してある駐車場へと向かう。
時刻は午前7:00。 もう既に夜が明けており
広がった青空から降り注ぐ太陽光線が眩しい。

岡崎と高山のそれぞれの自宅へ送り届け
自宅へと戻って来たのは、午前8:30分を少し回っていたところで
「凄く楽しかったから、次の日から毎日通ってしまった」と言うことは無かったが
時々であるが岡崎に付き合ってステージドアへ行くことになり
指名制度が無い店に入る。

フィリピンパブに行くと、ネリーがいつも最初に南野の隣に着いた。
ニコニコとしながら南野の隣に着いていたのだが
特に気にすることも無く烏龍茶を飲み
悪戯っぽく冗談を言いながら時間を潰していた。


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「新しいフィリピーナの登場」   【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】



 それから季節は移り、晩秋になった。
南野がいつも客待ちをしている駅の東口にあるロータリーで
タクシーの運転手仲間で作ったボーリングクラブに南野が入り
その大会が繁華街にあるボーリング場で行われた。

大会の表彰式が近くにある居酒屋で行われた後・・・
小雨が降っている外に出ると
 「南野。カラオケに行こうな。 次はカラオケだぁ」
ほろ酔いになっているタクシー会社の労働組合の書記長
篠山和夫が南野の肩を叩いてから先頭を切って歩き始めた。

 「カラオケだぁ? カラオケボックスに行けば
俺が機械に歌本にある番号を
入力する作業をするんだからなぁ・・・
ちょっと面倒臭いよなぁ」
表情を曇らせながら篠山の後に続いて歩く。

居酒屋から歩いて15分が経過した頃・・・
「ミラクル」と言うスナック風の雰囲気のある店へと
篠山を先頭にボーリング大会で3次会に参加する
メンバーが店の中に入って行く。

 「なんだぁ。スナックなら俺が機械やリモコンを操作することはないなぁ」
とホッとしながら店に入って行くと・・・
「イラッシャイマセー!」
と元気な挨拶が聞こえて来る。それはあの前回行った
フィリピンパブのステージ・ドアへ入って行った時と同じ
あの独特のアクセントの挨拶であった。

 「ここはドコの国の人が接客する店なんだろう?」
ってことを考えながら店に入ると、団体客と言うこともあって
店のほぼ中央左側にある長いソファーに通された。

 1人の客に1人の女の子が着く。
篠山は早速カラオケの本をめくりながら
自分の得意な曲を探し始めた。

「ハジメマシテ ルビーデス」と挨拶をしながら
右手を差し出して来るフィリピーナ。
ボリュームのあるふんわりとしたヘアースタイルに
南米のブラジルあたりに居そうな
ラテン系の顔をした女の子である。

 「オナマエハ ナンデスカ?」
立て続けに言葉を発したルビーに
「南野恭兵だよ」と答える。

「キョウハ タクサンナァ〜 ミンナ シゴトイッショカ?」
6人で店に入ったこともあって
ルビーはそのことに興味を持ったようである。

「あぁ、そうだよ。みんな仕事は一緒だ」
そう答えるとルビーは「シゴトハ ナニ?」と
続けて聞きながら手を握って来た。

「タクシーの運転手」
南野はそう答え、目の前にあるルビーが作った
ウイスキーの水割りが入っているグラスを持って口に運んだ。

「ドコ スンデマスカ?」
「ここから車で10分から15分のところだよ」
「チカイネ」
「とは言っても、駅で2つ分離れているけどね」
そう言いながら笑う。

ルビーと話をしているうちに、ここがステージドアと同じく
フィリピンパブであることが分かった。
互いの自己紹介が済んで話題がなくなると
ステージ・ドアの時と同じように映画の話題を振ってみる。

反応が良かったのでその話題で話をしていると
「可愛い女の子と話をしていると、ハリウッド映画の「マスク」の
ジム・キャリーのように心臓が飛び出すよね」
と指でハートのマークを作り、胸から飛び出すように動かす。

「キャハハハハハハハ!!!」
と派手なリアクションで笑ったルビーは
自分のポーチの中から店の名刺を取り出してから
カラオケのチケットに番号を書くようにと
それぞれのテーブルに置かれているボールペンで
名刺の裏面に電話番号を書きはじめた。

「ふぅん・・・ こんなこともするのか・・・」
と感心をしながら眺めていると
「ハイ、ワタシノ アパートノ バンゴウネ
アナタモ デンワバンゴウ オシエテ」
と電話番号が書かれた名刺を差し出される。

南野はつい最近手に入れた本体が無料で配布されていた
パナソニック社製のPHSの電話番号を教えた。

 「日本にはどれぐらいいるの?」
「3ネンダヨ」
「へぇ、そうなんだ・・・ だからそんなに日本語が上手いんだね」
冗談を交えた明るい会話で3時間が過ぎる。
南野としては2時間ぐらいにしか感じていなかった。

カラオケのマイクを独占していた篠山も
「お〜い。そろそろ帰るぞ」
と声をかけ、南野は1人分の会費として7000円を取り出して
会費を徴収し始めた篠山に金を渡して席を立ち上がる。

 「マタキテネェ〜!」
ルビーが見送りに出てきて抱きつきながら声をかける。 
「はいはい」と返事をしながら1階へと続く階段を降り
少し離れたところで待っていると
今日が乗務の乗務員仲間の営業車に
自宅が近い者同士が乗り合わせて自宅へと帰ることになった。


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2008年08月28日

「フィリピーナからの電話って・・・」  【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】



 翌日、ルビーから電話がかかって来た。
「昨夜はありがとう。とっても楽しかったよ」
と言う台詞から始まった電話のやり取りで終わるはずだったのが

1日に3回、毎日かかって来るようになった。
そんなある日・・・ 会社の駐車場に1人でいた時に
PHSにルビーから電話がかかって来た。

一通りの挨拶が終わった後で
「何の用事があって電話をしてくるんだ?」
と尋ねてみる。

「アナタ シゴト イソガシイダカラ アエナイデショ?
ダカラ コエダケ キキタイ。 デンワ ダメカ?」
その言葉を聞いて・・・
「そうだよなぁ。俺もルビーには会いたいけど
バイトもあるから店にナカナカ行けないな」

タクシーの運転手の他に、病院と病院の間、病院と自宅の間の移動手段として
患者の搬送のアルバイトをしている南野は
1週間の殆どの時間を仕事に費やしていたのだ。

「アナタモ アイタイッテ オモウカ?」
意外そうなトーンの声が受話器から聞こえる。
「あぁ、思ってる。 ルビーは俺のタイプだからな」
「ホントカ?! ウレシイ!!」

もの凄く嬉しそうな声ではしゃいでいるルビーの声を聞いて嬉しくなった南野は
「I Love you」と言う言葉を初めて口に出した。
「I love you too! Muuuaaahhh! Muuuaaahhh!! Muuuaaaahhhh!!!」
キスの音が受話器を通して聞こえる。
三流のラブストーリーの中でありそうなシーンに苦笑していると

「ナンデ アナタ キス シナイ!!」
とルビーは怒っている。
「タイミングがわからなかったんだよ。
こういうのをするのは初めてだからな。 I Love you CHU!」
営業車に乗り込んでから通話口に口を寄せて音を出したが
非常に恥ずかしい気がする。

キーを回してエンジンをかけ1人で照れ笑いをしながら
客待ちをしている駅へと向かって走り出した。
 「毎月の27日がタクシー会社の給料日。で・・・
月末が患者搬送のアルバイトの給料日・・・
やっぱり今度の給料が出たら一回は店に行ってあげないといけないよなぁ・・・」

そう考えながら営業車を運転している。
タクシーの無線センターからの呼び出しに応じ
会社の近くにある大きな団地の中へ入って行き
指定された番号の棟に到着して待っていると
一人の初老の婦人が階段を降りてきた。

「どうぞ。どちらまでですか?」
営業車を停車してレバーを操作して後部座席ドアを開ける。
「東京の世田谷区までお願いできますか?」
「ありがとうございます。首都高速の渋谷線を使ってもよろしいですか?」
「えぇ、なるべく早く着けるようにお願いします」
そんなやり取りの後、今日の売上が順調に伸びることになったことを喜びながら
営業車のアクセルを踏み込んだ。


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「フィリピンパブへ初めて1人で行ってみた」   【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】



 2箇所から給料を手にした週末の23:20。
南野は自室を出て階段を降り、玄関の扉を開けて外に出る。
「うへぇ、寒くなってきたな・・・ それにしても雨かよ・・・」
恨めしそうに空を見上げながらブルゾンのジッパーを上の方まで上げ
裏庭に作った駐車場へと移動する。

 自分のインテグラが駐車場の奥にあることもあって
いつもは母親が使っている日産のローレル・メダリストに乗ってエンジンをかけた。
「このまま行くか」とゆっくりとローレルを発進させて駐車場を出る。
LARKを吸いながら少しスピードを上げ、この時間なら10分で着けるであろう
繁華街の中心部へと向かった。

 「うへぇ! 混んでいる!!」 
ドアを開けた瞬間、人でごった返している店内を見てすぐにドアを閉める。
そう、この週末は公務員、そして一般企業もボーナスが支給された週末なのであった。

「これじゃぁ、入れないな」 と諦めて帰ろうとした時・・・
 「1人なら入れるよ! 大丈夫だよ! カウンターでいい? で・・・ 指名は誰?」
ドアが開き、店のカウンターでグラスを拭いていたフィリピーノが声をかけて来た。

「カウンターでもいいか・・・」
と思いながら店の中に入りルビーを指名し
「今日は車で来ているからソフトドリンクで」
とカウンターにいるフィリピーノのスタッフに声をかけた。

 「キョーヘ〜〜〜!アイタカッタ〜〜!
キテクレテ アリガト〜〜〜!!」
もの凄く嬉しそうなルビーが南野のところにやって来て抱きついた。
そして南野の隣の椅子に腰をかけて、話を始めた。

 ルビーはどれだけ会いたかったかを説明する。
それに今月は24日にあるクリスマスイベントの為に
ダンスの練習を始める事になったと話した。

「そっかぁ。それは大変だねぇ・・・」
「ワタシ ダンススルヨ ミタイデショ?
イベント タノシイダカラ キョーヘーモ オイデ」
「うん、それは見たいよねぇ。 でも、24日は仕事だ・・・」
「コイビトダッタラ クル アタリマエデショ? アコ(私) チケット キープ スルカラ」
「そうだねぇ。まぁ、仕事の間にちょっと寄るぐらいは出来ると思うよ。
で、チケットって幾らなの?」
「1マンエン」
「そっか、わかったよ」

そんなやり取りをしていると・・・
「マエノ ヤクソク オボエテル?」
「確か、店が終わったらレストランに行くって事だったな」
「ウン ダカラ オミセ オワッタラ ソトデ マッテテ」
「わかった。じゃぁ、コンビニエンスストアの前で待っているよ」
 時計を見ると閉店時間の午前2:00が近いことがわかった。
駐車場に向かう為にチェックをすることにする。


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「フィリピーナと二人っきりのアフターデート」  【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】



「1万1000円ネ」
店のママが金額を書いた伝票を持って来た。
頭の中でざっと計算してから財布を取り出して言われた料金を支払う。

 「マッテテネ〜!」とハグをしてキスをして来たルビーを受け止めてから階段を降り
外に出ると小雨だった雨が本格的な雨になっていることに溜息をつきながら
ローレルを停めた駐車場へと歩いて行った。

 「この雨には参ったな・・・ 車の外に出て待っていてもしょうがないな」
と考えながらアイドリングをさせたままの状態にしている
ローレルのドライバーズシートに座りながらLARKを咥えると
ジッポーのオイルライターで火を着けた。

 「そういやぁ、この時間にやっているレストランって
ファミリーレストランしか知らないな・・・ どうするか」
その頃にはフィリピンレストランと言うモノがあるなんて
存在すら知らなかった南野は窓から出て行く煙を眺めながら考え始めた。

 「オイデェ! オニイサン イエ オシエルカラ」
ルビーが交差点の先にある白いマークUの前に立って手招きをする。
ドアを開けてマークUへ小走りで行くと・・・
そこには強面でガタイのいい男が運転席に座っている。

 「どうも、南野です。はじめまして」
マークUの窓越しに挨拶をする。
「これからルビーと食事に行くんだってね。で・・・
コカコーラの工場がある場所は知っているかい?」
ルビーの義兄と紹介された男が穏やかに話をすることに少しホッとしている。

 「クヤ ダイジョブダヨ キョーヘーハ プロフェッショナル ドライバーダカラ」
ルビーが横から口を挟む。
「ルビーは黙っていなさい。 で、知っているのかな?」
嗜めるようにルビーに言った男に
「えぇ、知っていますよ。それで・・・ そこからどう行けばいいんです?」

心の中では「そこから複雑な経路を通るのだったらどうしよう?」等と考えている。
「こっちの方から行って・・・ 交差点を右折してくれれば
後はルビーが説明出来るよ」
にこやかに言った男を安堵の表情になった南野が
「そうですか、それなら大丈夫ですね。では、ちょっと行ってきます」
と言葉を発しルビーと一緒に歩き出す。
ルビーは南野の腕に自分の腕を巻きつけながら嬉しそうに歩いていた。

 「結局、ここか・・・」
国道沿いにある24時間営業のファミリーレストラン。
ルビーと南野はコーヒーを前にして話を始めた。
「ん? コーヒーだけでいいのか?」
「ウン、オナカ スイテナイダカラ」
恥ずかしそうに微笑むルビーを見ながら
「だったらレストランなんか来るって何で言うんだよ」
と思い、少々呆れている。

自分の妹が結婚して日本に住んでいることは聞いたが
あまり話をしていない状況に不安を覚えながら「そろそろ帰ろうか」と声をかける。
それに同意したルビーをローレルに乗せ、教えてもらったランドマークを目指した。

 ナビゲーションをしていたルビーのアパートに到着する。
少し高台にあるアパート下にアパートの駐車場があり、そこにローレルを停める。
「アリガト タノシカッタヨ」
とルビーは顔を寄せて来た。
「オヤスミのキスだな」と思いながら南野がルビーの肩に手を回す。

 「ンッ・・・・」
ルビーの吐息が漏れる。顔の角度を変えながら
唇を重ねている南野の口の中に
柔らかなルビーの舌が差し入れられて来た。

5分は続いたであろうか、長いディープキスの後
ルビーは自分で助手席のドアを開け「オヤスミ」と投げキスをしてから
アパートへと続く階段を登って行った。

 ついさっきまで沈みがちだった雰囲気が一気に解消されたような気分になって
軽快に自宅へと向けてローレルを走らせていた・・・


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「突然、連絡が来なくなったフィリピーナ」   【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】



 が、その日から3日後にルビーからの電話がパッタリと止んだ。
自宅へ電話をしても「今は外出中」との理由で取り次いで貰えない。
1日に3回のコールが無くなったことが南野には信じられなかった。

 「俺、何か悪いことでもした? それともあのアフターがまずかったのかねぇ?」
等と思案をするが、思い当たるフシもない。
「ま、クリスマスもあるし・・・ その頃には連絡が取れるだろう」
と思っていたが・・・ ある日ルビーの自宅へ電話をしてみると

「ルビー ナゴヤニイッタ ニューイヤー オワラナイト カエラナイヨ」
と教えられたのは、ルビーの家に電話をかけた時であった。
 「名古屋ぁ?! そう言えば正月には4日まで
名古屋に行くって言っていたな。で、1月4日に帰って来るのか?」
「ウン ソウダヨ」

「じゃ、その頃に電話をしても構わないかな? それから・・・
ルビーに電話が欲しいって伝えてくれないか」
「オォ。キョウヘイハ アテ(お姉さん)ノ コイビトダカラ チャント イウスル」
「頼んだぜ」

 電話を切ってから首をかしげ大きく深呼吸する。
「本当にあのLove youとキスは一体何だったのだろうか・・・・」と
((*´・ノω・) ホラ、そこの人! お仕事とか言わない!!)

 時間は流れ・・・ 街はイルミネーションで飾られ、クリスマスソングが流れている。
クリスマスイブはトナカイとなって子供達へのプレゼントを抱えた
パパ・サンタを乗せて駅から自宅へと送り届ける仕事をして過ごし
年が押し迫ってくると、忘年会をこなして来たサラリーマンをタクシーに乗せ
明け番には年末年始を自宅で過ごそうとする患者を
自宅へと搬送する業務に追われていた。

 29日の乗務は、仕事納めが終わり
朝夕にタクシーで駅まで向かう乗客が激減し
待機している時間が多くなった。

2時間駅で待って1回客が乗る。そんな状態が続いていたのである。
 「チッ、こんな状態じゃ休んじまった方がいいぜ!」
と乗務員仲間で話をしていた南野であったが
タクシーを利用する時に個人的に呼んでもらう為
名刺を配っていた客から呼び出され
海外で正月を迎える為に成田空港まで2回送り届けたこともあって
翌日の患者搬送のアルバイトに備えて少し早めに仕事を終えることにする。


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2008年08月29日

「イライラしっぱなしの年末年始」  【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】



大晦日を迎えた。
世間は翌日の元旦に向けて準備をする為に買い物に走り回り
大きな買い物袋を抱えて自宅まで移動する為に
タクシーに乗り込んでくる近場の客を乗せることが多かった。

 20:00を過ぎるとパッタリとタクシーが動かなくなった。
帰省して首都圏の人口が激減していること、自宅でのんびり過ごす時間帯であること
そして、若者も自家用車で仲間たちとどこかに遊びに行っているであろうこともあって
駅前であっても人通りがどんどん少なくなってきた。

南野が近くにある団地に客を送り届け
再びタクシー乗り場に営業車をつけたのは23:10ぐらいであった。
2人の20代と思われる男女がタクシーに乗り込んで来る。
恐らく近くにある住宅街に帰るのであろうと思いながら
「どちらまでですか?」と尋ねた。

「すいません。東京ディズニーランドへお願いします」
意外な行き先に驚きながらも料金メーターを操作して営業車を発進させた。
 「あの・・・ ちょっと急いで貰えますか?」との言葉に
「あ!ディズニーランドのカウントダウンに間に合いたいんだね?!」
そう言い、高速道路の利用の許可を得てからアクセルを踏み込んだ。

 リュック・ベッソン監督の映画「TAXI」のように
フル・チューンのプジョー406が欲しいとは思うが、そんなことは出来ない。(苦笑)
「全く・・・ もっと早く走れないのかねぇ?」
アクセルをベタ踏みにしても時速130キロしか出ないLPGで走る
営業車を運転している南野がルームミラーで後部座席を見ると
間に合うかどうかハラハラしている男と、腕を組んでむくれている女の子の姿が見えた。

 「この大晦日にデートしている男と、仕事中の俺・・・。
チッ、なんかつまらんな ゆっくり走ってやろうか?」
とアクセル・ペタルを戻しそうになるが
気を取り直して首都高速湾岸線に突入してひとつ先にある浦安ランプを出る。

ディズニーランドの側を走っている国道357号線は
右側車線が大渋滞をしている。
「東京ディズニーランドはこっち→♪」
との案内看板を見た女の子が
「あぁ!! これじゃぁ間に合わない!! どうしてくれるのよっ!!」
と叫びながら男に詰め寄っている。

 「ディズニーランドと舞浜駅の間に着けばいいでしょ? 任せてもらえる?」
と後ろを見ずに声を出した南野に
「お願いします!」と懇願した男の許可を得て
高速を降りてすぐに空いている左側車線を走り出した。

 「じゃ、ここでいいのかな?」とハザードランプを点滅させながら
東京ディズニーランドの入口と舞浜駅の間に停車する。
「電車で来るより早かったです。ありがとう! オツリはいいですから!!」
と1万円札2枚を南野に渡してラバーズは降りて行ったのだが
現在では入口の位置が変わってこの方法は使えない。

 「ふぅ・・・ ルビーとココに来る予定にしていたんだけどなぁ・・・」
溜息をつきながら地元の駅へと戻ろうと営業車を発進させる。
ふと、気まぐれにいつもは聞いていないラジオのスイッチを入れた。
ラジオでは永平寺と紹介された除夜の鐘がスピーカーから響いて来た。

 「あけましておめでとうございます」
0時ちょうどに男性アナウンサーの声が聞こえる。
「何がめでたいんだよっ! チキショウ!! ざけんじゃね〜よっ!!」
ステアリングを“ドンッ”と叩きながら叫ぶ。
新年になったからと言って南野のイライラが解消される訳ではなかった。

 混雑している国道357線を嫌って国道14号線に移動しようと
浦安駅近くで信号待ちをしていると、歩道にいたサラリーマン風の男性が
停車している営業車のリアドアのガラスを叩いているので
レバーを操作してドアを開ける。

「運転手さん鴨川市まで行ってくれない?
千葉から先に行く電車がもうないんだよ 元旦の今日ぐらいはやっぱり帰らないとね」
苦笑しながら行き先を告げて来た男性の口からビールの匂いがプンプンする。

「えぇ、知っていますよ。安房鴨川の駅でよろしいんですか?」
と目印を推察しながら尋ねると
「えっと、鴨川駅から東條病院に向かって欲しいんだけど・・・」
「はい。わかりました」

「え?! こんな田舎なのに分かるのかい?」
 「えぇ、鴨川の隣に私の母の実家がありますから。そうですねぇ
では鴨川駅を過ぎたところで声をかけますから、それまで休んでいて下さい」
と説明をしながら営業車を走らせる。

 「途中の道順を説明しないでいいのは助かるねぇ。じゃ、遠慮なく」
後部座席で腕組みをしたスーツを着たサラリーマン風の男性は
5分もしないうちにいびきをかきながら熟睡してしまった。

 1時間50分後、南野が運転する営業車は
JR外房線と内房線の終着駅である安房鴨川駅を通過した。
「お客さん。安房鴨川駅を過ぎましたよ」
と声をかけて乗客の男性を起こし
自宅までの細かい道案内をしてもらうことにした。

 JRの線路から見て山手にある地域に入ると
田舎独特の細い入り組んだ路地の多い道路を進んで行った先で道案内は終わった。
「じゃ、ここでいいよ。で、さっき入って来たところを反対に出て
左に行くとT字路に突き当たるからそこを左に、それをまっすぐ行った先を
右に行けば、さっき通ってきた鴨川有料道路に出るからね。で、料金は?」

「有料道路の通行料金を入れて42580円です」
「じゃ、この4万5000円で、ツリはいいから・・・
そうそう、それからこれはお年玉ね。どうもありがとう」
封筒から現金を取り出してドアをレバーを操作して開けた南野に渡す。

「お年玉まで? すいません ありがとうございます」
受け取った現金をあまり確認せずに一瞥しただけで
ワイシャツのポケットの中に入れ、車を降りた乗客を確認してからドアを閉め
教えられた通りのルートを頭の中で何回も思い出しながら
鴨川有料道路の方へ向かって営業車を走らせる。

 いつものガソリンスタンドで洗車をしてから
殆どの営業車が戻っている会社の駐車場に午前4:30に戻って来た南野は
料金メーターのボタンを押し、表示されている数値をボールペンで日報に記入し
、計算機を取り出して売上金額を算出する。

 「あれ? 4万5000円多い? チップが1万2420円だから・・・
あの小父さん、3万もお年玉をくれたのか?
これってみんなピン札(シワのないおろしたての紙幣)だから
くっついて分からなかったのか?しかしまぁ、こんなに多額じゃ・・・
今から返しに行くって言ってもなぁ、どの辺りの家だったか忘れたし・・・
領収書も渡してない。ま、いいか」

 チップの分を除いた金を納金袋の中に日報と
時間の経過と共に営業車の速度を記録する
タコグラフの記録用紙を一緒に入れて
いつもの納金場所に入れて事務所を出た。

 ルビーが名古屋にいると聞いていることもあって
「仕事を休んで名古屋に!!」
と言う考えが何度も何度も頭を過ぎりながら
イライラしたり、何もする気もない正月が過ぎ・・・ 1月5日を迎えた。

 午後になってからPHSに登録してある
ルビーの自宅の電話番号を呼び出して発信ボタンを押すと
数回の呼び出し音の後ルビーの妹のクレアが出て
正月の挨拶の後でルビーを呼んでもらうように頼んだ。

「マダ ナゴヤニイルヨ。ナツマデ カエッテコナイ」
との返事にイライラが頂点に達した南野は
「もういい。 ありがとう」と言いながら電話を切り
持っているPHSを床に叩きつけようとしたが
「客から電話がかかって来る電話。壊せない、壊せない」
と自分を抑えながらベッドに倒れこむように横になると
大きく深呼吸をしながら気持ちを抑え込みながら・・・ 眠ってしまった。


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「タガログ語でフィリピーナを口説きまくれ!」

【タガログ語向上委員会2】

「フィリピーナ攻略法!」

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「フィリピンパブで新年会」  【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】



 電話の呼び出し音が鳴っているのに気がついて
目を覚ますと辺りは既に暗くなっていた。
「ふぁい・・・ 南野です・・・ どなた?」
寝ぼけた声で電話に出ると
「お〜い まだ寝ているのか? 正月なんだからさ新年会やろうぜ新年会。
寝ている場合じゃないよ」
タクシー乗務員仲間の岡崎の声が聞こえる。

「ん・・・ いいですよ。で、ちょっとシャワーを浴びてから行きますので
ちょっと待っていてもらえます?」
「あぁ、いいよ。時間はたっぷりあるからな。
もう、俺は出かける準備は出来ているから、俺の家に着いたら電話をくれよ」
「えぇ、いいですよ、じゃ、なるべく早く行きますから」
と言って電話を切り、部屋を出ると1階にあるバスルームへと向かった。

 少し熱めの温度に設定したシャワーを浴び
寝汗と疲れを洗い流しながら頭をスッキリとさせてゆく。
バスタオルを腰に巻いたまま洗面台のミラーに向かいヒゲを剃り始めた。

 岡崎を自宅の前でピックアップした南野は居酒屋へ向かうべく
インテグラを走らせたが・・・
「おいおい、ドコに行くんだ? ステージドアに直接行こうや」
と岡崎は言いながらフィリップモリスのスーパーライトに火を点ける。

「居酒屋でハラごしらえをしない? 夕食も食べてないし・・・」
「いや、いいんだよ。とにかく行こうや」
 納得の出来ないような表情をしながら
インテグラを運転してステージドアの近くにある駐車場に移動する。

「ところでさぁ、南野はダーマとネリー、どっちがタイプなんだよ?」
突然聞いてきた岡崎に
「ダーマだけど・・・ どうして?」と逆に聞いてみる。

「ダーマがこぼしていたぜ、タイプだって言っていたのにちっとも話をしてくれないって・・・」
「そんな。だって、ずっと席になんかいてくれないでしょ?
話をしているうちに他の女の子と席を換わるんだから」

「いや、それならマスターに言えば、極力席にいるようにしてくれるけどねぇ」
「そういうことはもっと早く言ってくれないと
ネリーが来た時なんかどうしよう?って、思っていたのに」
車を降りた南野と岡崎は苦笑しながら歩く。

 店の中に入るなり「南野にはダーマをつけてやってくれよ」と岡崎は言う。
そして、会計のカウンターにある居酒屋のメニューを持って
ボックスシートへと移動し
「出前を頼むから好きなのを注文しようぜ」とメニューを開いた。

「クヤァ〜♪」と言いながら岡崎のことを気に入ったミキがやって来て
岡崎に抱きつきながら左隣に座る。
 ハラにたまるツマミを選んでメモ用紙に注文を書いていると
ダーマが意外な表情をしながらボックスシートにやって来た。

「キョウヘイ。ナンデ ワタシ ヨンダノ?」
「マズかったか? ずっとダーマと話をしたいからだけど?」
「アナタ ネリーノ コイビト デショ?」
「誰がそんなこと言ったんだよ?」

「ネリーダヨ」
「恋人なんかじゃね〜よ」
「ソウ・・・ ヨカッタ ・・・ ジャァ ワタシト コイビト ダイジョウブ?」
「あぁ、いいけど?」

「ジャァ オトシダマ チョウダイ♪」
「はぁ? 俺は働いている人間にお年玉なんかあげないよ。
それにダーマは子供でもないしな」
「ダッテ・・・ ワタシ 6サイ♪」
「可愛コぶって・・・ その前に20を足すのを忘れているだろ」
南野はそう言ってから手を洗いに行く為に椅子から立ち上がった。

 テーブルの上には注文した居酒屋のメニューが隙間も無いほどに乗せられている。
「全部で4500円だってさ、折半にしような」
岡崎が財布を開きながら言う。

「俺の方が食べますからね。岡崎さんは2000円でいいですよ」
スラックスの尻のポケットから財布を取り出して2500円を出すと
岡崎から受け取った2000円と一緒にして出前を持って来た
居酒屋のスタッフに渡した。

 平日の比較的早い時間だというのに店内は結構混んでいる。
昨日の4日が日曜日と言うこともあって今日が仕事始めと言う会社が多く
その影響もあるのだろうと考えていた。

それらの客の視線が南野たちのいるテーブルに集まっている。
食事をしていなかったこともあって南野はおおいに食べ、そして飲んだ・・・
烏龍茶を

そこにカラオケが流れてくる。「Kasalanan ba?」と言う曲だ。
その曲の曲調、そして雰囲気が好きなものであることに気がつく。
 ダーマと楽しく話をして、気がつくと閉店時間であった。
「これだけ長い時間、店に居たんだから少しは安くしてくれよな」
と岡崎は昔から良く知っているというマスターに言う。 そして・・・・
彼が持って来た伝票には3万6000円と書いてあった。

「なんだ、オープンラストで1人1万8000円かぁ
普通に居たら2万だから大して安くなってねぇな」
と呆れながら財布を取り出した。

 会計が済んで岡崎を自宅に送り届けてから自宅へと戻る。
ダーマと意外に楽しく話せたこと、とても楽しかったことを考えると
「また行ってもいいな・・・」と思う。
ただ、運転する時には酒を飲まない南野は
行く時には誰か友人を誘わなければ・・・と考えていた。


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「タガログ語でフィリピーナを口説きまくれ!」

【タガログ語向上委員会2】

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「フィリピンの言語であるタガログ語に興味を持った」   【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】



 それから1週間、気がつくとほぼ一日おきに通っていた。
岡崎もそれに付き合っている。タクシーや患者搬送のバイトで意外にチップが入る。
そして、ルビーとデートをしようとしていて使っていなかった金を使って
ステージドアへ通っていたのだ。

 ステージドアが閉店になってダーマと岡崎のお気に入りのミキと一緒に
ファミリーレストランで話をしながら過ごすことが多くなった。
ミキは何度も「Ano ba iyan?(何、それ?)」と言う言葉を
何度も何度も繰り返して言う。

「ねぇ、そのAno ba iyan?ってどんな意味なの?」
と岡崎とダーマに尋ねる。
「ナニ? ソレ?」
「だからAno ba iyanだよ」
「ダカラ ナニ ソレ」
「あん? 何度も言わせるなよ」

少々イライラしているところに
「だから、それは何?って、意味なんだよ」
と岡崎が笑いながら説明する。
「へぇ・・・ そうなんだ」
キョトンとした顔で笑っている3人を眺めている。
それで「タガログ語って面白そうだな」と言う興味を持ち

 ダーマと話すことによってフィリピンに関して興味が湧き
「名前は知っていたけど、どんな国なんだろう?」と思いガイドブックを買ってみた。
「ナッシュ フィリピン イクシタイ ナノ?
アコ(私)ノ オカアサン ファミリーニ アイサツ スル。
ツウヤク シナイヨ」
と言われ、タガログ語で挨拶しなければ
とタガログ語の会話集を岡崎に貰ったり、自分で買ったりした。

 「会話のセンテンスを覚えていく手法を取り入れ
その表記してあるセンテンスの中で地名であったり
人の名前を自分の好きなエリアにしたり
名前をダーマや友人などの名前に変更し、親しみやすいセンテンスにすることにして
ノートに書き写し、それを何回も音読することによって丸暗記することにしたのである。

「あ、Anoは何って意味で、baが付くことによって疑問系になって
iyanがそれって意味だから何それ?とかそれ何?って
意味になるのか」と妙に感心したりもする。

 「タガログ語ってスペイン語系の言葉だから
アクセントもそんな感じで言えばいいのか?」
などと言うデタラメな勉強方法であった。

年が変わってから追加したトラックでお菓子を運ぶアルバイトを始めたこともあって
トラックを運転している時、そしてタクシーで客を乗せていないときに
何度も何度も音読を繰り返しながら1日に1〜2個のセンテンスを覚えていった。


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「タガログ語でフィリピーナを口説きまくれ!」

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2008年08月30日

「フィリピーナの復讐? 嫌がらせ?」  【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】



 1月も後半になった土曜日。南野は岡崎ではなく
10年来の友人の冴羽真と一緒に店に行くことにした。
「でも、珍しいねぇ。恭兵一緒に、週末の土曜日に酒を飲みに行くなんてさ。
考えてもいなかったよ」
冴羽は苦笑している。

「まぁ、20歳の頃には毎週土曜日になると他の場所に通っていたけどな。
その時はまぁ、酒なんか飲めないし」
「筑波のパープル・ラインだろ? そうそう、あの時に酒なんか飲んでいたら
まぁ、攻めているコーナーで事故を起こして死んでいるって・・・
っておい! 恭兵は飲みに行っても酒なんか飲まないじゃないかよ」

「だからいいんだろうが。堂々と車で往復出来るんだからさ」
「それもそうだ」
 2人は意気揚々と店の中に入って行く。
「ダーリン。アタラシイ トモダチカ?」
店の入口にいたダーマが南野と冴羽に気がついて声をかけて来た。
「そう、俺の親友だから、彼が他の友達と一緒に来たらよろしく頼むぜ」
「マエ イッテタコト デショ?」
「そうそう。その通り」
席に案内をされながらダーマと話す。

 何回か前に店に来た時にこんな話題で話すことがあった。
議題は「友達と彼女の店に来た彼氏の行動について」
岡崎はフィリピンパブの経営側にいたこともあり
『彼女のいる店だったら他の女の子と楽しく過ごして仕事の邪魔はしない』と言った。

『やっぱり、彼女だったらちゃんと仲間に紹介して
その友達が来た時には、より楽しめるように配慮をさせることも必要だ』
と言う南野の考えを聞いていたダーマは
『ソウデショ?』と言いながら激しく同意し
その話のあとで南野が歌う「思い出がいっぱい」に
涙ぐんでいたことがあった。

今、考えれば岡崎と南野の主張はどちらも間違ってはいない。
ただ、スタイルの違いだけと言う訳だ。
 気がつくと、紹介でネリーが南野達のいるボックスにやって来ていた。
「ま、そんなこともあるんだろうな」
と思いながらダーマと話をしていると
冴羽が席を離れる。

 トイレにでも行ったんだろうとあまり気に止めないでいたが
帰ってくるのが遅い。
やっと帰って来たかと思ったら冴羽はコンビニエンスストアの
ビニール袋を持って帰って来た。

 「なんだ。近くにあるサンクスに行っていたのか?」
「そうそう。なんかお菓子を食べたい、って言うからさ・・・・
でも、何で俺が電話のカードを買わなくちゃいけないんだ?」
冴羽は不満そうな顔をして南野に言う。

「カードってまさか?」
「そうだよ。国際電話のカード。3000円分のやつ」
「なんだって?! で、一緒に買い物に行ったって言うのは?」
と尋ねてみると「あ、あの子だよ」と冴羽はネリーを指差した。

 「ちょっと失礼」
と立ち上がり、南野はネリーに
「は〜い、ちょっとこっちに来てくれる?」
と努めて明るく声をかけた。

「キョウヘイ ドウシタ?」
ネリーは少し嬉しそうな顔をして南野のところにやって来た。
「ちょっとこっちへ来い。どうしてあんなことをしたんだ?」
店の入口近くへ連れて行き、腕組みをしながらネリーを睨みつける。

「アンナコト? ナニ?」
「Gaga!(バカヤロー) 今、何をしているのかわかっているだろ?!
Walang hiya ka talaga!(本当に恥知らず!)」
日本語と覚えたばかりのタガログ語を混ぜた言葉で一喝する。

「Kyohei ikaw naman diba ! Paru-paro ka talaga ha !
(恭兵 アナタが悪いんでしょう! 本当に浮気者なんだから!)」
「Paru-paro? んな事ぁ知るかよ。勝手に彼氏にすんなっての!
ふざけんな! 怒りたいなら俺に怒ればいいだろ!
この卑怯者!! いいか、今度こんなことやってみろ、ただじゃ済まないからな!」

本当は平手打ちの2〜3発でもお見舞いしたいところだが
なんとか思い止まってボックスシートへと戻る。
 「アハハハハハ! キョーヘー ハデにやったもんだわね」
日本に16年滞在しているエラが大笑いしながら南野を見ている。

「Ate〜(お姉さん)!笑い事じゃないってばさ。
冴羽、今回は折半した金額から3000円を引いた金額でいいよ・・・ 全く」
南野はそう言いながらグラスに残っている烏龍茶を飲み干した。

 「昨夜は店で派手なことをしたらしいねぇ。そういう時は俺も連れて行けっての」
翌日、会社で顔をあわせた岡崎が笑っている。
「いや、昨日は友達と一緒だったからさ。 でも。なんでそのことを知ってるの?」
不思議そうな顔をして岡崎を見る南野に
「ミキが一部始終を電話で教えてくれた」と笑いながら言い
「なんだぁ・・・ そうだったのか・・・」
と妙に納得した南野は営業車を出発させる準備に取り掛かった。


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「フィリピーナ ルビーの復活」   【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】



 月が変わっても相変わらず仕事の合間に
フィリピンパブのステージドアへ行く日々が続いていたある日・・・
客待ちをしている駅のロータリーにいる時
胸のポケットに入れているPHSが鳴った。
PHSは時速40キロ以上で走行した時に
ブツブツ切れると言うこともあって
1月の終わりからNTTドコモの携帯電話を使っている南野は

「へぇ、珍しいこともあるもんだなぁ。かなり前に電話番号を教えた客だろうか?
でも、ここから出るにはまだまだ相当時間がかかりそうだ」
なんて考えながらPHSを取り出し、通話を開始するボタンを押す。
「はい、南野です。どちら様ですか?」
客だと思っている南野は丁寧に応対する。

「ワタシハ ダァレ?」
フィリピーナの声、その声の主はまさか・・・とは思うが
「思い出せないんだったら病院へ行け」と突っぱねる。

「ツメタイナー! ルビーデショ! ワカラナイカ!!??」
怒り始めたルビーに
「冷たいだぁ? 3ヶ月近くも電話もしないくせに良く言うよ」
と呆れた声で反応する。

「イマ デンワ シテルデショ! ツメタイジャナイ!
ソレニ ニュウインシテル!! ミンナ ハナシ スル!
オミマイ オネガイシマス!!」

 入院していた・・・ その言葉に少なからず衝撃を覚えた南野は
病院の名前を聞こうとしたが
「ワタシ ワカラナイ イモウト ワカルダカラ オシエテモラッテ」との説明を受ける。

 一旦電話を切り、妹のクレアに電話をかけて病院の名前を聞くのと同時に
何故ルビーが名古屋に言ったなんてウソを言ったのかを尋ねてみた。
 「アナタ ファミリージャナイデショ ダカラ オシエナカッタ」
「まぁ、そうだけどねぇ・・・ でも教えてくれてありがとう。明日にでも病院に行ってみるよ」
電話を切り、客を乗せる為にタクシー乗り場に並ぶと
客を乗せて近くにある団地へと走って行った。

 翌日は患者搬送のバイトが入っており、夕方まで会社に拘束されていた。
事務所を出たのが17:00。南野はインテグラに乗り込んで
少しでも時間を短縮する為に短区間の有料道路を利用し
県道沿いのとある大きな病院に着いた。

 ここは4日前に患者搬送の仕事をしに来た病院である。
シンと静まり返っている外来に入って行き、受付でルビーの妹の名前を告げて
入院している病室の場所を尋ねた。

 実はルビーはオーバースティ(不法残留)をしている状態であった。
「しっかりとビザの更新をしていればこんなことにはならないのになぁ」
等と色々考えながら、そう言う状態であるので
日本に正式に入国して医療保険が使える妹の名前で
入院をしていると言う説明はすんなりと納得出来た。

 革靴のコツコツと言う音が建物の中に響く、電話があるまでの期間
ステージドアでお気に入りのフィリピーナが出来たことが
南野の気持ちを少し沈めている。

建物の中央にあるエレベーターに乗り込んで3階へと移動し
エレベーターを降りるとそこにルビーがいた。
「キョーヘー!!」抱きついて来たルビーを受け止めると
「アイタカッタァ〜!」と泣き出した。

 「まさか、入院していたなんて・・・ とりあえずコレを置きに病室に行こう。」
と持っている花束をルビーに見せた。
花束を持って歩くのが気恥ずかしい南野はルビーに花束を渡す。

 病室に着くと、ルビーのベッドも含めて4台のベッドがあり
高齢の婦人たちがベッドの上でくつろいでいたが
病室に入っていった南野に視線が集まる。

それを気にも留めないでルビーのベッドまで移動すると「
カビンニ ミズ オネガイシマス」と差し出された花瓶を受け取って
水道の場所を探して花瓶に水を汲んでくる。

 「お兄ちゃんはフィリピンの人でしょ? 日本は長いの?」
と隣のベッドにいる婦人が声をかけて来た。
「このババァ ボケてんのか?」とも思ったが
「ソウデスヨ〜 ニホンニ 20ネンイマスカラ」と冗談で言ってみる。

すると「そうなの〜。 だから日本語が上手なのねぇ」と頷いている。
「おいおい。納得するなよ」と呆れながら、長い時間病室にいるのも失礼なので
「ジャネ〜♪ バイバイ♪」と手を振りながら病室を出る。

 「キョーヘー。ハナシアルヨ チョットキテ」
ロングコートを羽織って病室を出て来たルビーは
喫煙の出来るスペースに移動し、ベンチに座るように勧めた。

 ルビーの病名は「結核」であった。
この病院は国立の結核患者の隔離病棟がある病院であり
そのことを思い出した南野の表情は渋くなる。 
この時には既にルビーに対して怒りや罵ろうとする気は失せていた。

 「で、もう大丈夫なのか?」
「ウン。ダイジョウブ。コンドノ ニチヨウビ ウチニ カエルヨ」
「退院するのか?」
「ウウン、テストデ カエルダケ マタ ビョウインニ モドルヨ」

寂しそうな表情になったルビーに「大丈夫だよ。すぐに退院出来るさ」と
肩を抱きながら言う。
「ウン」と嬉しそうな表情のルビーが唇を重ねる。
長いキスの後、南野は病室に戻るルビーを見送ってから病院の中を歩く
「まさかこんなことになっていたとは・・・」と考えながら。


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「初めてのフィリピーナは ルビー」  【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】



 ルビーに求められるままに毎日病院に通った。
明番の時には自分の車で、例え乗務中であっても営業車で病院を訪れ
2〜3時間は病院の敷地の中で過ごし・・・
そして、ルビーの外泊許可が下りた日曜日がやって来る。

 目が覚めると寝ている間に雪が降っていたらしく
窓を開けて外を眺めると5センチほどの積雪になっていた。
「寒いと思ったら雪かぁ・・・ 参ったな・・・」

頭をかきながら階段を降りてバスルームに直行すると
24時間入浴可能なバスタブに身を沈めてストレッチをしながら目を覚まし
トニックシャンプーを使って頭をスッキリさせて、バスタオルを腰に巻いてバスルームを出る。

「今日は襟のないシャツにジャケット・・・ 本当なGパンにトレーナーがいいけど
この時間じゃ昼食ってことになるから、レストランに行くならそっちの方がいいかな・・・」
脱衣所にある洗面台に着いている鏡の前でヒゲを剃りながら考えている。

 身支度を整えて外に出ると、車のエンジンをかけてから
アイドリングをしている間に車の上に積もった雪を落とす。
「交通量の多い所ならチェーンを巻く必要はないな」
と判断してインテグラに乗り込み、幹線道路を30分走って
ルビーが住んでいるアパートの前に到着した。

携帯電話でルビーを呼び出し、キシリトールのガムを噛みながら
ルビーが出て来るのを待っていた。
 コートを羽織ってはいるものの、ミニ・スカートに厚底ブーツと言う格好で
アパートを出て来たルビーを見た南野は
「おいおい、雪の日に出歩く格好じゃないだろ・・・」
と考えながら車を降り、助手席のドアを開けてやる。

 インテグラに乗ったルビーはソレをするのが当たり前のように唇を重ねる。
「ンッ・・・・ ンッ・・・・」
差し入れられたルビーの舌が自由に泳ぎまわり・・・
その様子を車の外を歩いている通行人が驚いたような表情で
車の中を眺めながら通り過ぎている。

 5分が経過した・・・
「さて、まずはレストランに食事に行こうか。イタリアンなんかどう?」
シフトレバーを操作してインテグラを発進させた南野に
「ワタシ ランチ オワッタヨ」
と言う。

「はぁ?」呆気に取られながら駐車場にインテグラをリアから突っ込み
「じゃぁ、どこに行くんだ? まぁ、どこでもいいけどさ」
出端をくじかれ、空腹でイライラしている南野は
落ち着く為にLARKに火を点ける。

「ホテル イイデスカ?」
「はぁ?!」
「キョーヘー タベタイ」
「俺はお前のデザートか?」
「ドコデモイイッテ イッタデショ! ホテル イキタイナノ!」
「はいはい・・・」

『ムードもへったくれもあったモンじゃない』
と呆れながらインテグラを発進させ、近くにあるシティホテルへと運転する。
駐車場に突っ込んだインテグラを降り、ホテルに入ってすぐのところにある
パネルで部屋を選び、受付へと移動した。

 ルームキーを受け取ってエレベーターに乗り込むと
ルビーは待ちきれない様子で抱きついてキスをして来る。
移動時間がもの凄く短く感じられたエレベーターを降り
部屋に入ると再び南野に飛びつき首に両腕を回してしがみつきながら
唇を重ねたルビーは・・・「I Love you」の言葉を何度も繰り返して言う。

 「Ako rin. Mahal kita.talaga!(俺も本当に愛してる)」
何度も繰り返しながら覚えたタガログ語を口にすると。
「キョーヘー! ダレニ オシエテモラッタ!!??」
ハッとした表情になったルビーが声を高くする。

「ここにタガログの本がある。勉強しようと思って買ったんだ」
と説明すると、もの凄く嬉しそうな表情をして再び唇を重ねて来た。
 部屋のエアコンがフルパワーで部屋を暖めはじめる。
ソファーに腰を落とし、キスをしながらルビーの着ている
洋服のボタンを外しはじめた。

白いレースのついたランジェリー姿にしてしまうと
いわゆるお姫様抱っこと呼ばれるスタイルの横抱きにして
少し大きめのダブルベッドまでルビーを運び
ゆっくりとベッドに降ろしてやる。

キスをしながら南野もベッドの上にあがり
キスをしながらルビーの首筋に唇を這わせていくと
鼻を鳴らしながら南野の与える刺激に反応し始めた。

『逢ってすぐにホテルに入って、こんなこと・・・
これじゃぁ長期出張や単身赴任から
久しぶりに逢った熟年夫婦みたいじゃないか・・・』
と意外に冷静になっている自分がいることに気がついた。

 小麦色の肌に白いランジェリーが映え
美しいボディーラインが南野の目を奪っている。
しばらく眺めていると・・・
「キョーヘー ナニ ミテル? Halika dito(こっちへ来て)」
とルビーが手招きをしている。
「Magandang suso mo kasi・・・(バストがキレイだから)」
「アコ ハズカシイデショ! ズルイ! アコモ キョーヘーのTiti(チンチン)ミル〜!」
ルビーは嬉しそうに飛びついて来ると唇にキスをしながら
南野の身体の感触を確かめるように全身を撫で回し
ベルトのバックルを外しにかかった。

 ルビーとのコミニュケーションを終えホテルを出ると、目の前にマクドナルドがあった。
病院に戻る為にアパートへ帰らなければならないルビーを送るのだが
ルビーを車から降ろしてからすぐに食べられるようにドライブスルーに寄る。

「タロウチャンニ オミヤゲ イイ?」
と甥の太郎にお土産が欲しいと言う
ルビーのリクエストがあったので、自分の注文の他に
キッズ・バーガーのセットを購入する。

 ルビーをアパートで降ろし、長い長い別れの挨拶の後
帰りの車の中で立て続けにチーズバーガーを2個頬張る。
「恋人同士のコミニュケーションと言うよりも・・・
風俗の女の子を相手にしたみたいだ・・・ なんか物足りない気がするなぁ・・・
やっぱり愛のないKantutan(SEX)って満足はしないものなのかもしれない・・・」
と苦笑しながら自宅に向けてインテグラを走らせた。


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2008年08月31日

「フィリピーナとのアマイ時間はとっても楽しい」  【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】



 それからしばらくしてルビーが退院した。
タクシーの仕事が終わったのが午前6時で
会社を出たのが午前7時、雨が降っている中を運転し
「これから帰って寝よう」と考えていた時に携帯電話が鳴った。

「キョーヘー♪ オハヨ〜♪」
「どうしたんだ? こんなに朝早く・・・?」
「ハヤイジャナイ! フィリピーナ ハヤオキ ディバ!(でしょう!)」
「ハイハイ・・・ そうですねぇ・・・・」
「アパート オイデェ♪ デートシタイ♪」
「Anong oras na ngayon?
Mamaya na. Sige na(今、何時? 後で、お願い)」
「Ayaw ko eh!(嫌よぉ!)」

「指名と時間外だから・・・ 高いからな」
「Ano ba iyan? Asawa ko di ba?(何、それ。私の夫でしょ?)」
「Hindi naman.(違うよ)」
「Ayaw ko!! Hindi Mahal mo ba ako?(嫌よぉ!! 私を愛してないの?)」

「Mahal kita・・・ Pero Tapos na ang
trabaho ko ngayon
(愛してる・・・ でも、仕事が終わったばかりなんだ)」
「Punta ka dito. Tayo na sa Kama
(ここにおいで。 ベッドに行きましょうよ)」
「Hummmm…………. Oo Sige.(う〜〜〜ん。 わかったよ)」
 そんな感じでの電話が数日の間隔を空けて続いている・・・
ルビーのアパートから初めて2人で行ったホテルへすぐに移動する日が何日もあった。

 月が変わってルビーが繁華街にあるフィリピンパブに復帰することになった。
以前勤めていた店に復帰したわけではないらしい。

同伴で店に行く前にホテルに行く、店に行ってからアフターでホテルに行くのだが
同伴の時には店の開店時間を、そしてアフターの時には
自分の仕事の開始時間を気にしながらのコミニュケーションが南野にとっては不満だった。


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「自分は本気。フィリピーナは遊び」 【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】



出会った頃の気持ちにも戻り
「一緒に住んじゃおうか・・・ そしてその先には・・・」
と考えるようになったのは自然な流れかもしれない。
そんなある日・・・

朝のコミニュケーションを終えてルビーが
シャワーを浴びにバスルームへと行った。
その時・・・ 携帯電話が着信音を奏でる。

時刻は午前7時。手にとってディスプレイを見ると
ステージドアのダーマの名前が表示されている。
「こんな時に・・・ ヤバイな・・・」
と思いながらも開始ボタンを押して応対する。

 「はい、南野です」
「モシモシ ダーマ デスケド・・・ イマ ドコナノ?」
「ん? 仕事が終わって・・・ 部屋にいるけど?」

「ソウ・・・ オミセコナイネェ・・・ アコノコト キライニナッタカ?」
「まさか! で、でもあなたがこんな時間に
電話をくれるなんて珍しいねぇ・・・」
「キョウ トウキョウニ イク。 オオテマチッテ トコロダヨ」

「Immigration(出入国管理局)か?」
「ヨク ワカッテルナァ〜 ビザヲ モラッテクルヨ」
「へぇ・・・ こんなに朝早く大変だな。一緒にいってやろうか?」

「ダイジョウブダヨ ヨル オミセニ キマスカ?」
「あぁ、そうだね。大丈夫だよ。じゃ、気をつけて行って来なさい」
「ハ〜イ♪ ダーリン♪ アイシテル〜♪」

 と言う会話を交わして電話は切れた。げに女のカンは恐ろしい・・・
ルビーを追いかけるようにバスルームに入って
一緒にシャワーを浴びて出て来ると
スーツを身に着けて一緒にホテルの部屋を出て行った。

 そんな一件があった次のデートの時・・・
南野に腕枕をされたルビーが意外な事を言い出した。
「ワタシ マニラニ コドモ イル」
「そうなのか・・・ 日本人との子供か?」
動揺を隠しながらサイドテーブルの上にあるLARKに手を伸ばした。

「チガウ。フィリピーノダヨ。 ケッコンシテタ・・・」
「俺と同じ年齢なんだから結婚ぐらいしていてもおかしくはない。
それじゃぁ、子供を日本に呼んで一緒に暮らせばいいじゃないか」

「ソノキモチ ウレシイ デモ ケッコン デキナイヨ」
「はぁ? どうして?」
「Asawa(夫)ガイル・・・」
「なんてこったい! Separate(離婚)してないのか?」
「ウン」
「うん、じゃねーよ」

と言いながら『遊びだったのか・・・』と言う思いと
『不倫だけはしたくない』と言う自分思いが
複雑に入り混じった状態のまま
ベッドを離れてバスルームへシャワーを浴びに行った。

 ドレッサーの前でブラッシングをしているルビーに
「もう、逢うのは止めよう。Asawa(夫)とAnak(子供)に悪いだろ」
と言いながら洋服を着ていく

「ナンデ?! オコッテルカ?」
「違う、怒っている訳じゃない」
とルビーを連れてホテルを出て、車の中でどうしてそう思ったのかをルビーに話す。
どうやら彼女は南野の気持ちを少しは分かってくれたようだ。

「もう、これで最後なんだよな」
と考えている南野にキスの感触とコロンの香りを残して
ルビーはインテグラを降りて行った。


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2008年09月01日

「Ate(お姉さん)となんで別れるの?」  【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】



 「キョーヘー。クレアガ ハナシアルダッテ
キョウ クレアノオミセ オネガイシマス」
とルビーから電話があったのはそれから3日後のことであった。
「話ってなんだよ?」
「シラナイ アコ シラナイヨ」

「ま、いい話ではないだろうねぇ・・・・ ま、いいや。行ってあげるよ」
と店に行くことを承諾して電話を切り、身支度を整えてから外に出る。
春にしては冷たい雨が降っているなぁと感じながら
インテグラに乗り込んだ。

 久しぶりにルビーのいた店のドアを開け
誰も指名しないで店の中へと入りシーとに座ると
そこにルビーの妹のクレアがやって来た。

「んで、話って何だよ?」
烏龍茶を飲みながらクレアの顔を見る。
「Ate(お姉ちゃん)ノコトダヨ。キョウヘイ ナニ カンガエテル?」

「考えてるも何も・・・ 結婚していて子供がいる女とは付き合えない。
それだけだよ。ルビーが俺との事を遊びだって思っている以上
もう、付き合うつもりはない。『恋愛ごっこ』なんかイヤだからな。
ルビーに遊ぶんだったら他のヤツと遊んでくれって言ってくれ」

と言い放ってからLARKを咥えた。 
「ワカルヨ〜マジメダナ〜」
と言いながら南野の咥えたLARKに火を点けたクレアに
 「ま、そんなところだな。今日はもうコレで帰るから」
と言いながら立ち上がってセット料金を支払ってから店を出る。

「このまま帰るのも詰まらないなぁ・・・ ステージドアでも行くか・・・」
とインテグラに乗り込む。 そして、再びステージドアに通うようになったのであるが・・・


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「ダイジナ ハナシ アリマス」  【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】



ルビーが仕事を再開して2ヶ月が過ぎようとしていた頃
ルビーから店を変えたと言う電話が入った。
「俺はもうルビーのいる店に行くつもりはないぜ」
ホステス同士のトラブルなのか、店との折り合いが悪いのか・・・
店を変わったのは恐らくそんなところであろうが
そんなことは南野の知ったことではない。

「オミセニ キテクダサイ ダイジナハナシ アリマス」
普段と違ってマジメなトーンで話をするルビーの言葉を聞いて
南野の眉間のシワが深くなった。

「ヤバイことになったかもしれない・・・」
とイヤな予感がした南野は店の場所を聞きながら
車まで移動してエンジンをかけた。

「もし、妊娠していたら・・・
俺には身に覚えがないとか、ヤバイ日に避妊はしたハズだ
それとも他の男とも寝てたのか?」
等と色々な考えが頭の中を過ぎっていく。

 繁華街から20分ほど走った商店街の中にスナックのようなパブへ入ると
ルビーが嬉しそうな表情をして抱きつきながら南野を迎え
店の一番奥にあるボックスシートへと通した。
 開店したばかりのキレイな店内を眺めていると
ルビーが氷と烏龍茶を持ってやって来る。

「大事な話って何だ?」
かなり緊張し、そして強張った表情・・・
もしかすると少し凄んでいたかもしれないような声でルビーに尋ねると
『あぁ、そのことね』と大したことでもないような涼しい顔で振り向き・・・

「Mahal na mahal kita (とっても愛してる)」
と言いながらキスをする真似をしてから微笑んだ。
「はぁ?! それだけ?」
全身の緊張が一気に解きほぐされ、大きく一回深呼吸をしてから・・・・

「そんなことだったら電話で言えるだろ。しかも、もう逢わないって決めたのに
ま、もっともクレアからみんな聞いて知っていると思うがね」
「ダッテ アッテ イイタイノ! ホカノコト カンケイナイ デショ!!」
と言われた時・・・『俺ってナニをしてるんだろう?』と思った南野は
すぐにチェックをするように店のスタッフに告げて立ち上がる。

 「キョーヘー!アイシテル! アコ マッテル ダカラ!!」
店を出て来て言ったルビーに「もう、待ってなくていいよ。じゃぁね」と
声をかけてからインテグラに乗り込んでエンジンをかける。
濡れた路面でホイルスピンを起こさないように発進させながら
自宅へ向かう為にUターンをさせた。


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「初めてのフィリピンへの国際電話と浮気(?)発覚」  【フィリピーナにハマってからフィリピン旅行まで】



 ゴールデンウィークが過ぎ・・・ ダーマがフィリピンに帰ると言い出した。
どうやら国際運転免許の更新だのお母さんに会いたいと言う理由だそうだが
1万円分の生活雑貨、1万円分の文房具に日清食品のシーフードヌードル1箱。
そして3万円の餞別まであげて(爆)
「ま、気をつけていってらっしゃい」と気持ちよく見送った。(苦笑)

 そのときに初めてフィリピンに国際電話をかけることになる。
国際電話は友人がシンガポールにいた為に何度か経験があったのだが
日本語を話せるのがダーマしかいない状況の中で電話をかけることがかなり緊張する。

 携帯電話にKDDのワールドコールセンターの番号に
スーパーワールドカードの裏面をスクラッチして現われたID番号に続き
フィリピンの国番号の63に続けてダーマの携帯電話の番号を入力していく。

 「なんかすげぇ面倒だ」と思いながら電話をかけると
やっと呼び出し音が電話から聞こえてくる。

「Hello」 相手が出た。しかし、ダーマの声ではないことを悟ると一瞬にして緊張感が高まる。
「Hello. Cellphone ni Dharma ho ba ito? (もしもし、ダーマの携帯ですか?)」
「Opo Sino ho?(そうです。どちら様?)」
「Si Kyohei Minamino It kaibigan ni Dharma Puwede ho ba makausap si Dharma?
(ダーマの友達の南野恭兵です。ダーマさんと話をさせていただけますか?)」
「Wala ho siya ngayon.(彼女は今いませんよ)」
「Sige po. Tatawagan ko siya mamaya. OK ka lang?
(分かりました。また電話します。いいですか?)」
「OK lang po.(いいですよ)」
「Maraming salamat po(どうもありがとう)」

 それだけのやり取りであったがひどく疲れた。
「ふぅ」と一息ついてから落ち着く為に
側にあったペットボトルに入った烏龍茶を飲み干す。
後で知ったことであるが、この電話に出たのはダーマの妹で
電話を切った後でアクセントがおかしいと大笑いをしていたと言うことで
『相手方に敬意を表してタガログを使って話をしているのに大笑いするとは何事だ』
と言う思いが頭の中を駆け巡ったのだが
「こうやって恥ずかしい思いをしながら言葉って覚えていくものなのかもしれない」
と考えた。

 岡崎や冴羽と頻繁に通うようになったステージドアは
まさに自分のホーム店と言った感じになっているが、ダーマとの進展は全く見られない。
まぁ、「みんなで楽しく飲める店」とも思えばそんなにツラくもないが
なんとなくダーマとの会話にも新鮮味がなくなって来た。

通っている間に「Kasalanan ba?」も店にいる女の子達と何度も歌って
なんとか1人で歌えるようにもなった。
 「ステージドアだけじゃなくって他の店は知らない?」
と冴羽、そして一緒に飲みに行くようになった
冴羽の会社の同僚である片桐尚也に言われ
ルビーのいた「ミラクル」にも一緒に行くようになったのだが・・・

 ある日、ミラクルの女の子達の3分の1の女の子が店のオーナーと揉めて
店を辞めると言う事件が勃発したのだが・・・
ある日、ステージドアに行ってみると
片桐がミラクルで仲良くなったフィリピーナが
ステージドアで働いていたことにより
ダーマに南野とルビーのことがバレると言う
南野にとって手痛いハプニングが発生した。

 「イカウ(あなた)もParu-paro(浮気者)だったのねぇ」
と呆れているダーマに、「まだシテもいないのに浮気なの?」と言い放ち
一気に冷たい空気が2人の間に流れたこともあって
ステージドアに行く回数が激減していったのである。


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